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「小松菜」の栽培について

いきいき菜園生活

「小松菜」の栽培について

丹波支店生産課 中村久己

小松菜は、カロテン(体内でビタミンAになる)やビタミンC、鉄分、カルシウムなどを豊富に含む、たいへん優れた栄養野菜です。

  • 分類:アブラナ科アブラナ属
  • 原産地:地中海・中央アジア・北ヨーロッパ

小松菜

畑の準備

種まきの2週間以上前に、苦土石灰と堆肥を全面散布し耕します。
苦土石灰は1㎡あたり2握り(約100g)、完熟堆肥は1㎡あたり約3kg入れます。

図1

1週間前に化成肥料を施して再度耕し、畝を作ります。
化成肥料は1㎡あたり3握り(約150g)入れます。

図2

畝作り

図3

種まき後

不織布をべた掛けし、間引き後に防虫ネットのトンネルを設置します。

図4

間引き

間引きは2回行います。
本葉が1~2枚ついたら3~4cm間隔に、2回目は本葉が3~4枚で5~6cm間隔にします。

図5

図6

追肥

2回目の間引き後、株の両側に化成肥料を施します。
1㎡あたり約25g(軽く半握り程度)です。

収穫

収穫は草丈20cm程度の若採りがおすすめ。株元を握って引き抜きます。

図7

注意したい病害虫

白さび病、アオムシ、コナガ、ハモグリバエ