山に自生する自然薯、円筒形のナガイモ群、先端が扇形に広がるイチョウイモ群、球形のヤマトイモ群などの総称で、この名が指す品種は地方によって様々です。関西ではヤマトイモ群のうち丹波芋のことを「やまのいも」または「つくね芋」と呼びます。

 芋類には珍しく、でんぷんのほか強化酵素やたんぱく質も含みますので、毎日のお料理に上手に使いたいものです。

 丸い形が円満を表すといって、お歳暮などの贈りものにも喜ばれます。

 常盤の松や長寿の海老、喜びを呼ぶ柿(嘉来)などと共に、新たな歳迎えの準備品に加えてみてはいかがでしょう。

 

 

ヤマノイモ[ヤマノイモ科]
肉質が締まり、水分が少なくて、粘りがたいへん強いのが特徴。口当たりの柔らかさは群を抜いて優れ、とろろ汁はもちろん、和菓子の材料としても最高の食材。消化が良いうえ、栄養価が高く、滋養強壮に役立つ。
(社)京のふるさと産品協会発行 「あなたに京野菜」より抜粋

宮津支店管内では明治初期頃にはすでに栽培が始まっていましたが、宮津市根菜部会が発足し、本格的に共同出荷が行われるようになったのは昭和30年代になってからです。
宮津支店では、約5年前から次年度の種子(種芋)を栽培する際に「小分割法」を実践しています。約4グラムの種子を1年かけて20~30グラムにまで育てていくこの方法は、製品、種芋の確保につながっており、売上にも大きく貢献しています。

旬の時期 11月~1月
産地 八木 亀岡 宮津
お問合せ JA京都本店営農部
TEL.0771-22-6985
レシピ一覧
うなぎと賀茂なすのまぜごはん

山の芋の酢の物

“とろっ”とした中に“しゃきっ”とした歯ざわりが楽しめて、「酒のあてになるわ」と言ってもらえます。
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賀茂なすの鶏ミンチはさみ揚げ

山の芋のとろろ汁

山の芋の料理の中でも、とろろ汁が一番早くて簡単でおつゆより良いおかずになります。
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