ニシン漬け
雪深い美山の中でも鞍馬に近い佐々里は、毎年4月の中頃まで雪に包まれます。昔は海の魚を手に入れようと思っても、干物や昆布を背に負った商人が丹後などから時折来るくらいで、大雪が降ればそれも途絶えてしまいます。買いためておける身欠ニシンで作るニシン漬はそんな冬場の食として生まれました。
- 材料
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- 聖護院だいこん 5本(5kg)
- 糀(こうじ) 500g
- 身欠ニシン 10本
- 塩 150g(大根の3%)
※聖護院だいこんがなければ普通の大根でも作れます。
作り方
- 大根を厚く切り、塩を振り込み1週間ほど下漬けする。
翌日に水があがっていたら良い状態。 - 糀と刻んだニシンを大根に挟むように置き、10日以上漬け込む。
製作者
勝山昌子さん