鯖のなれずし
発酵食品特有の酸味と匂いのためすぐには口に合わない人もありますが、慣れるとくせになります。酒の肴にもよく合いますし、固くなっても焼けばおいしく食べられます。
- 材料
-
- 米 1升
- 塩鯖 10匹
- クマザサの葉、酢 適宜
- 酒 180cc
- 塩 大さじ2(但し、鯖の塩加減によって調整してご飯を炊く)
作り方
- 塩鯖の大骨と目玉を取り、適当な塩加減になるまで水にひたして塩抜きする。
- 鯖を一晩酢に漬ける。
- 酒と塩で味付けしたご飯を、鯖1匹につき250gに分けて冷ましておく。
- 鯖1匹に(3)のご飯をにぎり、まな板の上でふきんを使ってしっかり詰め、鯖の頭から笹を敷いておく。
- 笹を敷いた桶に(4)を並べ、隙間にもご飯を詰めて平らにする。最後に笹の葉をびっしり載せて、押蓋と重石をし、一晩そのまま空押しする。
- 翌日、重石の上から塩水を入れる。
- 1週間~10日後に重石を取り、桶を逆さにして水気を取る。
-
- コツ・メモ
重石の上から張った水が濁り始めたら発酵が順調な証。その間、腐敗を防いでくれるのはクマザサです。
製作者
洞しゃくなげグループ