千枚漬
京漬物のなかでも代表的な千枚漬は、江戸時代末期に大膳職の大藤藤三郎という人が宮中の献立として考案したとされています。これが殿上人の評判となったことから、藤三郎はめでたさを表す青松に見立てた壬生菜を添え、千枚漬と名付けました。
- 材料
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- 聖護院かぶ (正味)1kg
- 塩 17.5g
- 酢 125cc
- 砂糖 60g
- みりん 75cc
- 昆布 適量
- とうがらし適量
作り方
- 聖護院かぶをスライスする。
- (1)に塩をふり、重しをして24時間漬け込む。
- 酢・砂糖・みりんを鍋に入れ、砂糖が溶ける程度に温める。
- 桶に漬物用のビニールを入れ、昆布・とうがらしとスライスしたかぶとを交互に重ねる。
- 冷ました(3)を(4)にかけてビニール袋の口をくくり、重しをのせて一晩漬ける。
- 重しを取り除き、2日間漬ける。
製作者
畑中美千子さん