ちまき
美山町には、7月2日の「半夏生」にちまきを作って食べる習わしがあります。風味の決め手となるクマザサは6月から7月にかけて収穫。適期を過ぎると固くなり香りも落ちます。
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- 材料(30本分)
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- 粉 1kg(もち粉7、うるち粉3の割合)
- 湯 70cc
- 笹 180枚(葉の長さ25cm、幅7cm程度のもの)
- イグサ 36本
作り方
- )もち米とうるち米を洗って、日陰で2~3週間ほど干して粉にひく。
- 粉をお湯で耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねる。
- 約50gを手に取り、8cmほどの円すい状の団子を作る。
- 笹で団子を包む。(【笹の巻き方】参照)
- 10本を束にして、約15分蒸す。
【笹の巻き方】
(1)6枚の笹を用意。4枚の笹を扇状に広げ、横に向けた笹をその間にはさむ。さらにその上にもう1枚を縦にのせる。(2)最後にのせた笹に、団子のとがった方を手前にして置き、その笹を手前に折る。
(3)右手で束の根元をつかみ、左手で時計回りに巻き上げる。
(4)根元は笹の茎で巻きしめ、上部はイグサを使って閉じる。
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- コツ・メモ
※冷蔵庫に入れるか風通しの良いところに吊るすと、約一週間程度保存が可能です。
※固くなったら約15分蒸し直して下さい。風味は損なわず、やわらかくなります。
製作者
井上みつえさん