グリム童話の『赤ずきん』や民話『聞き耳ずきん』、時代劇のヒーローやらを思い浮かべてしまうような、なんともユーモラスなこの名前。紫色の薄皮に包まれた豆が頭巾をかぶった姿に似ていることから付けられたそうです。このネーミングが功を奏したのか、また京都や首都圏での販促活動が効いたのか、知名度は年々アップしています。
丹波地方が誇る高級食材の一つ、新丹波黒大豆を改良したもので、平成7年に早熟系統の品種として登録された京野菜です。旬は9月中旬から10月下旬にかけて。
ムチムチした食感と濃厚な甘味は、「食べだしたらとまらない」。ついつい食べすぎてしまう、なんともいえないおいしさです。