グリム童話の『赤ずきん』や民話『聞き耳ずきん』、時代劇のヒーローやらを思い浮かべてしまうような、なんともユーモラスなこの名前。紫色の薄皮に包まれた豆が頭巾をかぶった姿に似ていることから付けられたそうです。このネーミングが功を奏したのか、また京都や首都圏での販促活動が効いたのか、知名度は年々アップしています。

 丹波地方が誇る高級食材の一つ、新丹波黒大豆を改良したもので、平成7年に早熟系統の品種として登録された京野菜です。旬は9月中旬から10月下旬にかけて。

 ムチムチした食感と濃厚な甘味は、「食べだしたらとまらない」。ついつい食べすぎてしまう、なんともいえないおいしさです。

 

 

 

 

 

ムラサキズキン[マメ科]
最高級の品質を誇る「丹波黒大豆」を品種改良し、優れた特徴を生かしながら成熟時期を早めて枝豆に仕立て上げた。豆の薄皮が薄紫色をしていることや、豆の形が頭巾のようであることから名付けられ、平成7年京都の特産品としてデビュー。9月中旬から1か月間の季節限定の旬の味。
(社)京のふるさと産品協会発行 「あなたに京野菜」より抜粋

JA京都管内では、平成7年のブランド産品指定当初から栽培が始まっており、現在の品種は紫ずきん(早生)と新丹波黒、さらに平成18年から栽培している極早生の紫ずきん2号の3種があります。出荷・販売に際しては、JA全農京都による一元管理が行われており、管内で収穫された紫ずきんはJA全農京都中部物流センターへ集荷され、取引先との予約相対を経て、各市場や卸先へ流通しています。 病害虫の適期防除と栽培管理の徹底、秀品率・大粒率の向上を図るために栽培講習会や現地検討会を実施する他、今後は作業の省力化を目的とした機械化を進めていく予定です。

旬の時期 9月~10月
産地 JA京都管内のほぼ全域
お問合せ JA京都本店営農部
TEL.0771-22-6985
レシピ一覧
うなぎと賀茂なすのまぜごはん

紫ずきんお焼き

粒が大きいし、甘みがあって味が濃いし、もちっとした歯ごたえで最高!
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賀茂なすの鶏ミンチはさみ揚げ

紫ずきんのおにぎり

えんどう豆ごはんみたいに炊いてみたらどうかないう考えで作りましたら、むちむちした食感で粒も大きいし、おいしかったです。
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賀茂なすの鶏ミンチはさみ揚げ

紫ずきんの中華風で2品

〈紫ずきん中華風〉〈紫ずきんの春巻き〉 を紹介します。
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