正月7日の朝に粥にして食べると邪気を払い、1年間大病しないと伝わる春先の野菜「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」を七草といいます。
その中の一つ「すずな」が、かぶのことだと知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。かぶは大きさによって小かぶ、中かぶ、大かぶと分けられ非常にたくさんの品種が出ていますが、中でも小かぶは白くきめ細やかで、葉もやわらかく、お漬物に最適です。また、消化を助ける酵素やビタミンCを多く含んでおり、お正月の食べすぎで弱った胃の調子を整え、冬に不足しがちな栄養素を補ってくれるという、なんとも心強い存在です。