「土作り」について
Vol.261
- 「土作り」について
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おいしい野菜作りは畑の土作りから始まります。 上手に土作りを行い、良い土壌で野菜栽培を
楽しみましょう!
良い土の条件
植物の生育にとって良い土とは、通気性、排水性(水はけ)、適度な保水性(水持ち)があることです。
この3点が揃った土壌は団粒構造になっており、野菜の栽培にも適しています。
団粒構造とは
小さな土の粒が集まり、大きな粒になったものを団粒と言い、団粒が集まっている状態を団粒構造と呼びます。
団粒と団粒の間には適度な隙間がたくさんできるため、水はけ・通気性が良くなり、団粒化を促進させる土壌生物も棲みつきます。
また、1つ1つの団粒内には狭い隙間があり、水や養分を蓄えることができます。この団粒構造を持った土作りが重要になります。
土作りの手順
土作りの資材は土に馴染ませるのに時間が必要なため、土作りは植付けから3~4週間程度前から始めるのが理想的です。
1土を耕し、柔らかくする
雨の日の翌日など、水分が多い時に土を耕すと、土を固めてしまうため注意しましょう!
2堆肥を投入する(作付けの約3週間前)
堆肥は完熟堆肥を使用し、3週間以上前に投入しましょう。
3石灰を投入する(作付けの約2週間前)
栽培する野菜にあった酸性度(pH)に調整しましょう。
4肥料(元肥)を投入する(作付けの約1週間前)
野菜の種類に合った施肥を行いましょう。
5畝を立てる
水はけの悪い畑では、20~30㎝の高畝にして排水性を良くしましょう。