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「ダイコン」の栽培について

いきいき菜園生活

「ダイコン」の栽培について

弥栄支店生産課 中西 俊介

1 畑の準備

種まきの1か月前

1㎡当たりに堆肥約3㎏と苦土石灰約120gを施し、深さ30㎝くらいまでよく耕します。

種まきの1週間前

1㎡当たりに化成肥料約140gを施し、よく耕します。幅約70㎝の畝を作ります。

図1

2 種まき

ビール瓶等の底で深さ約1.5㎝、株間約25㎝で植穴を作ります。
種を3粒ずつばらまき、覆土をします。後は発芽をそろえるためしっかりかん水をします。乾燥防止のため、播種溝にもみ殻をまくのも効果があります。

図3

3 間引き

生育の悪いもの、緑色が濃い過ぎるもの、病害虫に侵されているものを優先的に間引いて下さい。

1回目 本葉が2、3枚の頃に2本立ちにします。
2回目 本葉が5、6枚の頃に1本立ちにします。

4 追肥・土寄せ

2回目の間引きをした後、株のまわりに1㎡当たり化成肥料を40gほど追肥します。
その時、軽く耕して株元に土寄せをします。肥料が株にかからないように土寄せは丁寧にしましょう。
その後は生育状況を見ながら化成肥料を施します。

図4

4 収穫

品種によって異なりますが、秋ダイコンは種まき後60~90日で収穫期になります。収穫が遅れるとダイコン内部に空洞ができ(ス入り)、食味が悪くなってしまいますので、種まき日に応じて適期を逃さないように収穫してください。

図5

病害虫防除
キスジノミハムシ
種まき時土壌混和(フォース粒剤)
コナガ、アオムシ
薬剤散布(アファーム乳剤)
白さび病、ワッカ症
薬剤散布(アミスター20フロアブル)