「シュンギク」の栽培について
Vol.199
- 栽培のポイント
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- シュンギクは冷涼な気候を好むため、生育適温は15~20℃、栽培適期は、秋(9~10月)です。
- シュンギクの種子は発芽の時に光が必要な好光性です。覆土はできるだけ薄くかけましょう。
育て方ポイント
1.畑の準備、種まき
種まきの2週間前に、1㎡当たり100~150gの苦土石灰を施してよく耕します。1週間前に、幅60cm~1mの畝を作り、全面に1㎡当たり堆肥2kgと化成肥料を施し、土に混ぜ込み、高さ約10cmの平畝を作ります。2条まきで条間30cmとし、同じく深さ5mm程度のまき溝に1cm間隔で種をまきます。種まき後は十分にかん水し、発芽まで乾燥をさせないようにしましょう。
2.防寒
気温が5℃以下になると生育が急に劣るので、ビニールや不織布を使ったトンネル栽培をするのがおすすめです。
3.土寄せ
発芽したら、本葉1~2枚の頃に3cm間隔に間引いて軽く土寄せをし、同時に化成肥料を施します。本葉5~6枚頃にも15~20cm間隔に2回目の間引きをし、同様の肥料を施して土寄せをします。
4.収穫
株のまま収穫をする場合には、長さが約20cmに育ったものを、根を付けたまま収穫をします。摘み取り収穫の場合には、わき芽が約20cmになった株の先端(10cm)を摘芯し、わき芽を増やします。わき芽が約30cmになったら、地上部から約10cmになったものを、摘みとることにより繰り返し収穫ができます。
5.病害虫
病害虫が発生しないように風通しの良い場所で、葉の間隔をあけて栽培をしましょう。