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「ナス」の栽培について

いきいき菜園生活

「ナス」の栽培について

久美浜支店 生産課 松本裕之

「ナス」の栽培について

果菜類の中では高温を好み、夏の暑さに比較的よく耐え、秋おそくまで収穫することができます。気温の低い時の早植えは禁物です。

ナス

1.苗づくり

自家育苗の場合、セルトレーに種をまいて、本葉一枚のときにポリポットに移植し、本葉7~8枚の苗に仕上げます。

2.畑の準備

定植の20日前に畝の20cm程度の深さに1株当たり堆肥3~4にぎり 油粕30g 化成肥料15gを施し、その上に土を盛り上げ、畝を作ります。ナスの根は深く伸びるので、元肥は畝の中心へ深めに多めに施します。

3.植え付け

本葉7~8枚の苗を株間60cmの間隔で植え付けをします。気温が充分暖かくなってから畑に植えましょう。ポリフィルムでマルチをして地温を高めると格段に良く育ちます。

4.支柱たて、誘引、整枝

図3

5.追肥

1株当たり化成肥料15g、油粕30gを追肥として施します。1回目は株の周りに施し2回目は畝の端にします。収穫が始まれば、肥切れさせないように15~20日おきに追肥をします。

6.収穫

品種によって異なりますが、開花後20日ほどで収穫ができるようになります。
収穫後、残った側枝から生長するわき芽を1芽だけ残し、次の側枝としてのばす切り戻し剪定を繰り返します。