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いきいき菜園生活

「小豆」の栽培について

2021年06月 Vol.231

美山支店生産課 課長 山西 勝也

栽培のポイント

  • ・水利と排水のよいほ場を選びましょう。
  • ・開花期から畝間かん水を開始します。
  • ・病害虫防除を徹底しましょう。

小豆

1 畑作り

小豆は連作を避けて、排水対策をしっかり行いましょう。

肥料(1aあたり)
  • ・完熟堆肥 200㎏
  • ・苦土石灰 10㎏
  • ・BMようりん 4㎏
  • ・化成肥料  4㎏

図1

2 種子の準備

播種量(1aあたり)200~300g

3 播種時期

7月中旬~下旬
畝間90㎝×株間30㎝ 1条植
1株2粒まき 深さ2~3㎝
(土が乾燥している時は深まき[深さ5cm])

4 中耕、培土

8月に行いましょう。
根域が拡大し倒伏を防止します。
雑草対策。

図2

8月のポイント
  • ●初生葉まで土寄せを行い、細根を早く発生させます
     (根粒菌は細根に付き、開花までの生育を左右します)。
  • ●雑草に肥料を取られないように除草に努めましょう。
  • ●2回目中耕前に生育不良のほ場は追肥をします。

中耕作業は2回以上行います。
最終的に、本葉4~5枚ごろ第1葉節まで土を寄せます。

畝間うねまかん水

8月上旬~9月上旬にかけて、ほ場が乾燥したら夕方に畝間かん水を実施します。

6 防除

8~9月にかけて害虫防除をしっかり行います。
つぼみや花を食害する害虫を防除します(ノメイガ類対策)。

7 収穫

10月中旬から黄化したさやを順次収穫開始。

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