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いきいき菜園生活

「山椒」の栽培について

2017年05月 Vol.182

収穫後の当面の管理

7~8月は枝葉の伸びが最も盛んな時期ですので、充実した枝を作るように次の管理を行いましょう。
このことが翌春の展葉や開花、結実の力に大きく影響しますので、重要なポイントとなります。

(1)間引き

日光の照射をよくするために、内側に伸びている枝や込み合っている枝は間引きせん定を行いましょう。

(2)敷き草・敷きわら

土壌管理のポイントは、根の保護を行うために土壌水分を保つことです。7~8月の乾燥時期は、ほ場の表面に亀裂が生じ、山椒の根は切断されることがあります。生育不良になりやすいため、根の周辺部全面に敷き草や敷きわらを行いましょう。

(3)お礼肥

お礼肥として、8月上旬に化成肥料を1株に100g施用しましょう。植え付け後、3年目までの生育期のものは、木を中心に浅い溝を作り、4年目以降の生育期のものは、木を中心に敷きわらの上から施用しましょう。

ほ場の選定と栽植

(1)ほ場

適度の保水力を有する所。

(2)定植の準備

落葉後11~12月の定植前に穴を掘り、堆肥と元肥を施して、植え付け1か月前には準備する。

(3)苗木の定植

根を乾かさないよう、四方に根を広げて土を寄せ、軽くつま先で踏み固めて植え付ける。添え竹を立てて誘引し、水を与え株元に敷きわらをして、防寒に努める。

(4)肥培管理

粗大有機物を主体(山の下刈りしたものなど)としますが、1株当たり鶏糞500g、油粕500g、化成肥料100gを施用。追肥として化成肥料75g(春)、100g(夏)を施用する。

(5)整枝・せん定

定植後2~3年は樹形を整えるため、せん定を行いましょう。

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