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いきいき菜園生活

「モロヘイヤ」 の栽培について

2019年06月 Vol.207

八木支店生産課 係長 小川 壮之

モロヘイヤは一説ではエジプト原産といわれており、アラビア語で「王様の食べる野菜」という意味があります。ビタミン、ミネラルを豊富に含む、栄養価の高い野菜です。夏の暑さにも強く栽培も容易なことから、葉物野菜の少なくなる夏に多く収穫できる貴重な野菜です。

栽培のポイント
  1. 寒さを嫌うため、早まきを避けます。
  2. 土壌が乾燥すると葉が小さく硬くなるため、適時、十分なかん水を行います。
  3. 肥料不足にならないよう、適時、追肥を行います。

栽培方法

1.種まき・育苗

モロヘイヤは暑さには強いのですが寒さに弱いため、
種まきは気温が上がる5月に入ってから行います。

  1. ポットに5~6粒ずつ種をまき、 薄く土をかけます。
  2. 図1

  3. 苗が少し混んできたら、1回目の間引きをして2~3本にします。
  4. 図2

  5. 本葉3枚くらいで1本に間引き、本葉5枚程度まで育苗します。
  6. 図3

2.定植

  1. 定植2週間前に1㎡当たり苦土石灰100gと堆肥2kgを散布し、よく耕します。
  2. 図4

  3. 定植約1週間前に、化学肥料100gを散布し、畝をたてます。地温を高め生育を促進するため、マルチを被覆します。
  4. 図5

  5. 株間30~40cm で定植します。定植後はたっぷり水を与えます。
  6. 図6

3.摘心

草丈が約50cmになったら、収穫をかねて高さ約30cmのところで主枝(中心の枝)の摘心を行います。摘心をすることによりわき芽が増え、より多くのわき芽を収穫することができます。

4.追肥

20日~1か月に1回、1㎡につき化学肥料を30~50g追肥します。

5.収穫

草丈が60~70cmになったころからわき芽の収穫を開始する。収穫は、わき芽の先端から15~20cmのところで、葉を数枚残して摘み取ります。

図7

図8

収穫後も残った節からわき芽が出てくるので、わき芽から伸びてきた茎を秋まで順次収穫することができます。樹が大きく混みあってきた場合は、わき芽も細くなるので、高さ40~50cmまで切り戻し、枝の更新を行います。秋になり、花が咲き始めると収穫は終了。なお、モロヘイヤの種には毒があるため、開花後しばらくすると種ができますが、その種は食べないように注意してください。

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