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いきいき菜園生活

「ピーマン」の栽培について

2018年04月 Vol.193

1.畑の準備
(1a当たり)

堆肥300㎏、苦土石灰10㎏を全面に施し深く耕す。畝立ては、BMようりん6㎏、有機化成特A805を10㎏を畝となる所へ施し、畝幅150㎝、畝の高さ40㎝のかまぼこ状の排水性の良い高畝に仕上げる。
土が湿っている状態の時にムシコンマルチで畝全体を覆い、アブラムシ防除、地温の保温と乾燥を防止する(畑の準備は定植の10日前までに完了し、地温を上げておく)。

2.植え付け

植え付けは、霜の心配がなくなる5月上旬に、一番花が開きかけているものを植え付ける。
植え穴は植え付け前に開け、マルチ内の乾燥を防ぐ。アブラムシ防除として、植え穴にベストガード粒剤1~2gを施し土とよく混和する。
植え付け前に苗鉢にかん水をしておき、植え付け後には土がなじむ程度に少なめにかん水をする(地温を下げないため)。
株間は、40~50㎝で一条の浅植え(畝面より苗鉢面を高くする)にする。
植え付け後、約50㎝の仮支柱をして「8の字」型にひもをかけて固定する。

3.植え付け後の管理

整枝は、一番花のすぐ下の勢いのよい側枝を残し、主枝と2本仕立てとする。側枝の下のわき芽は全て摘み取る(図1)
支柱は株元から約10㎝離したところに垂直に立て、茎を傷めないように誘引し、枝が伸びて垂れ下がってきたら支柱からひもを垂らして誘引する(図2)
ピーマンは根を浅く張るため、乾燥に弱くしおれやすい。収穫に入ると水不足で尻腐れ(石灰欠乏症)が発生するので、適度に畝間かん水を行う(ビニールの中の土が黒く湿っている状態にしておく)。

4.収穫

約7㎝になったものから早めに収穫し、株への負担を減らす。
枝葉が込み合ってきたら内側の枝を間引きせん定し、日当たりや風通しを良くし果実の肥大を促す。追肥は、一番花の収穫から20日おきに、有機化成特A805を一株当たり約25g畝の肩に施し、軽く中耕し混ぜる。
病害虫の被害も少ないので、なり疲れさせないように収穫し、定期的に肥料と水を与えて草勢を維持することが栽培のポイントとなる。

5.病害虫防除

斑点病や疫病が発生しやすいので、排水をよくし、予防と木を弱らせないために肥培管理に気を付ける。また、アブラムシやオオタバコガが発生しやすいので、見つけたら早めに防除する。

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