JA京都
暮らしのなかにJAを

いきいき菜園生活

「ショウガ」の栽培について

2020年02月 Vol.215

弥栄支店生産課 中西 俊介

ほ場準備

4月上旬、植え付け2週間前に粒状苦土石灰を1㎡当たり100gまいた後、深さ約30㎝までよく耕します。植え付け1週間前に1㎡当たり堆肥を3㎏と国産高度化成(14-14-14)100gをまいてよく混ぜます。混ぜた後、幅60~80㎝、高さ10㎝の畝を立てます。

※乾燥に弱い作物ですが水はけが悪いと病気が出やすいので注意が必要です。
連作は避け、昨年と同じ畑は使わないようにしましょう。

芽出しと植え付け

大きなタネショウガはあらかじめ40~60gに分割し、切り口をしっかりと乾かしておきます。

図1

発砲スチロールのトロ箱に土を敷いて植え付け、上にビニールシートをかけて温床を作り、芽出しをしましょう。芽出しをしておくと、植え付け後の生育が早くなります。

図2

畝に深さ約10㎝の溝を掘り、タネショウガを畝に対して縦向きになるように30~60㎝間隔に並べます。芽が上を向くようにして、厚さ5、6㎝くらいの土をかけます。

※植え付ける時期は4月末~5月上旬。気候が安定し地温が15℃以上確保できる頃に植えましょう。
地温が15℃以下になると生育が沈滞し、タネショウガが腐ってしまいます。

図3

管理作業

本葉が2、3枚出たら、国産高度化成(14-14-14)を1㎡当たり30~50gまいて、中耕・土寄せを行います。1か月後(草丈が30㎝生長時)に2回目、3回目の追肥をする場合は8月中旬までにまき終えるようにしましょう。いずれも追肥時に中耕・土寄せします。

図4

乾燥に弱いため、暑くなる7、8月頃までには敷きわらをします。

※一週間以上、雨が降らない日が続いたらかん水を行いましょう。朝夕、気温が低い時間帯に行ってください。
土に湿気があれば毎日やる必要はありません。

図5

収穫

7、8月、茎が2、3本出る頃に、葉ショウガとして収穫できます。株全体を掘り上げずに、タネショウガを傷めないよう丁寧にかきとりましょう。

図6

10、11月頃、秋葉が黄色くなってきたら、霜が降りる前に根茎を全部掘り上げましょう。

図7

注意したい害虫
アワノメイガ
蛾の幼虫でショウガの根や茎に入り込み内部を食害します。茎の中に入った幼虫は駆除が難しいので、定期的な防除が必要になります。食害を発見したら早めにその部分を切り取って処分してください。
ハスモンヨトウ
夜中に主にショウガ葉を食します。日中はわらの下や地面浅くに潜んでいるので捕まえて駆除しましょう。
保存について
新ショウガは本来、辛味が出ません。辛味は貯蔵してから出ます。ショウガは乾燥に弱いので適度な湿度が必要ですが、水が付着すると傷保存についてみやすいので表面についた水はふき取ってから保存します。ショウガの保存場所は気温14℃・湿度65%に保たれたところが適しています。

ページの先頭へ