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いきいき菜園生活

「シソ」の栽培について

2020年03月 Vol.216

峰山支店生産課 係長 堀口 浩二

日本料理の薬味に欠かせないシソは香味野菜として古くから栽培され、菜園に1本あると重宝する野菜です。緑色の青ジソと赤紫色の赤ジソがあり、ビタミン・ミネラル類が豊富。芽、葉、花、蕾、実と利用できるところが多いのも特徴です。先端を収穫し、わき芽を伸ばせば収穫量が増えます。秋につく穂ジソが乾いたら、刈って種を集めて翌年の種まきに使えますし、1度栽培すると、翌年からはこぼれタネが発芽して雑草のように繁茂してしまうほどです。それを苗として利用できます。

 

図1

圃場準備〔4月上旬〜5月中旬〕

種まき2週間前

苦土石灰100g/m²をまいて耕します。

種まき1週間前

堆肥1kg/m²、化成肥料100g/m²をまいて耕します。

種まき直前

畝を作ります。畝幅70~80cm、高さ10~15cm

図2

種まき〔4月下旬〜6月上旬〕

株間30cm、条間30cmの2条に直径5cm、深さ0.5~1cmのくぼみをつけて、種が重ならないように3、4粒ずつまきます。種まき後は土を薄くかぶせ、水やりをします。

間引き〔5月上旬〜7月上旬〕

1回目

本葉が2~4枚出たら、生育の遅い株を間引いて1か所につき2株にします。

2回目

本葉が6~8枚出たら、生育の遅い株を間引いて1株にします。残す株が抜けないように、間引き株の株元を押さえて引き抜きます。

図3

追肥・土寄せ〔6月中旬〜9月下旬〕

草丈が15~20cmに伸びたら、1株につき軽くひとにぎり程度(10~20g)の化成肥料を施し、土の表面を軽くほぐしながら、土と肥料を混ぜて株元に土寄せをします。このあと1か月に1回追肥します。

収穫〔7月上旬〜10月中旬〕

草丈が30~40cmに伸びたら、先端部分を手やハサミで摘み取って収穫し、草丈20~30cmにします。
収穫後、ぐんぐんわき芽が伸びてきますので、葉を数枚残して摘み取れば、次々とわき芽が伸びて多く収穫することができます。

図4

穂ジソ収穫〔9月下旬〜10月中旬〕

穂が伸びて花をつけたら「花穂ジソ」として収穫します。花軸の蕾が3割ほど開花したらハサミで切り取り、刺身のつまなどに利用します。また、花が落ちて、実が膨らみ始めたら「穂ジソ」として収穫します。

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