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いきいき菜園生活

「カボチャ」の栽培について

2016年04月 Vol.169

栽培特性

  • つるぼけしやすいので、元肥は少な目に。
  • 通気をよくするため株間を広くする。
  • 連作可能。
  • 整枝本数により株間、誘引方法を調節する。
  • 低温期に開花した花は、人工受粉で着果させる。
  • 玉直しで色と形を整え、適期収穫につとめる。

(1)苗の準備

3号のポリポットに種を2粒まき、ビニールトンネルなどの加温設備で28℃以上に保つ。本葉1枚の頃、1本に間引き、本葉4~5枚で定植する。

(2)畑の準備

定植の2週間前までに1m当り苦土石灰150g、堆肥2~3kg、化成肥料50gを土にすき込む。よく肥えた土や前作の肥料が残っている場合、元肥は減らす。畝立て後黒マルチを張る。

(3)植え付け

苗は、ポリポット内の土の表面が畝の表面より上の位置になるぐらいの浅植えで、水をかけ仮支柱に誘引する。気温が低いときは、ホットキャップやあんどんで保温する。

(4)摘芯・整枝

本葉5~6枚のとき、先端を摘芯する。その後、子づるが伸びたら仕立て方に応じて元気のよいものを残して他をかき取る。

(5)誘引

つるが長く伸びたら、つるを振り分けて支柱で固定する。

(6)人工受粉・樹勢維持

開花期に訪花昆虫が少ないときは、日の出から朝8時までに雄花の花粉を雌花の先端につける。1番果を確実に着果させるとつるぼけを抑え収穫量が増える。

(7)追肥

1回めは、1番果が着果してこぶし大のときに1m当り30g施す。2回めは、2~3番果の着果後に20g施す。1番果が着果していても、果実が大きくなり始めるまでは肥料を施さないこと。葉っぱの色が濃く茂りすぎているときは、無理して追肥せず生育状態(樹勢)をみて施す。

(8)玉直し

果実が握りこぶし大になったとき、花弁がついていた方を下へ向けプラスチックトレーなどを敷く。

(9)収穫

西洋種( えびす、みやこ)は、へたの部分がコルク状に乾いてひび割れてきたときで、着果後40~50日が目安。日本種( 黒皮、菊座)は、外皮の表面が白い粉を吹き始めたときで着果後30~35日が目安。

(10)注意したい病害虫

病気や害虫には比較的強いが、梅雨明け後はうどん粉病に注意。初期なら葉を何枚か切りとり風通しをよくして薬剤散布する。ウリハムシが葉っぱを食べるので、草刈りやキラキラ光るテープを張っておくと被害は少ない。

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