JA京都
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農チャンネル

2019年05月 Vol.206

売れる米作りを目指して

本店営農部


PB商品を手にする営農部の山根係長(右)と増馬職員(左)

JA京都では、管内各地に適した栽培品種、栽培方法を推進して営農指導を行っています。
現在では丹波産キヌヒカリが、日本穀物検定協会主催の米の食味ランキングで3年連続「特A」を獲得しました

地域を挙げた取り組みが結実

「京都米」のおいしさを支えているのは地域を挙げた取り組みです。(財)日本穀物検定協会[東京都]の食味ランキングで、これまで4年連続を含め12回、最高ランクの「特A」を獲得した丹後産コシヒカリの産地、宮津市、京丹後市、与謝野町、伊根町管内では1976年に「丹後米改良協会」が設立されました。

また、2016年産から3年連続「特A」を獲得する丹波産キヌヒカリの産地、南丹市、京丹波町、福知山市、亀岡市管内では2009年に「京都丹波米良食味推進協会」が設立され、おいしいお米作りが取り組まれてきました。

丹波産キヌヒカリでは、京都丹波米良食味推進協会の構成員となる京都府、各市町、JA京都が栽培技術と生産意欲を高めるため、啓蒙活動や食味審査などを行う「おいしいお米コンテスト」を毎年開催。情報紙「京都丹波米良食味だより」を年5回発行。併せて、生育情報、病害虫の発生予察情報、台風・干ばつなどの気象災害時の緊急情報を随時発信する携帯電話のメールサービスを行うなど、生産者の良食味米作りを手助けし機運を盛り上げてきました。

また、今年2月には栽培上の課題とその対策を紹介する「おいしいお米作り研修会」を亀岡市の京都府農林水産技術センターで開催しました。「興味の高さから、100人を超えるたくさんの生産者、関係者に参加いただきました。丹後でも同様の取り組みが行われており、丹後産コシヒカリ、丹波産キヌヒカリの栄誉は、こうした長年の地域を挙げた活動が実を結んだ結果だと思っています」と本店営農部の協会事務局は話します。

さまざまな方法で広くPR

JA京都では、お米をPRする販売促進のイベントとして、毎年収穫後の11月に、農畜産物直売所「たわわ朝霧」で「京都丹波米おいしいお米まつり」を開催しています。店内のコメ工房では丹波産キヌヒカリをはじめ、管内の玄米4銘柄を1㎏から好みの搗つき加減にその場で精米。毎週火曜日と毎月第3日曜日を「お米の日」として特価販売を行うなど、JA京都のお米のおいしさを伝える取り組みをしています。

また、2018年産の食味ランキングが決定した後の3月15日~17日には、たわわ朝霧で「ほんまにうまいわ!JA京都のお米フェア」を開催。丹波産キヌヒカリの卵かけごはんを振る舞いました。

「2018年度はKBS京都テレビの企画商品として、お米が視聴者プレゼントに採用されました。いろいろな機会をとらえて消費者にPRしていくと同時に、他府県の消費者にも『京都のお米』を広めていきたいと思っています」と営農部購買課の山根智晴係長は話します。

PB商品導入で販売力強化

JA京都が昨年から取り組んでいるのがPB( プライベート・ブランド)商品の開発です。

2016年11月にJA改革の一環として「農林水産業・地域の活力創造プラン」が改定されました。その対応としてJA全農では米穀事業を根本的に見直し、実需者への直接販売と買取販売の拡大に取り組むことにしました。これを受け、JA京都でも買取販売方式を採用、昨年5月から買い取りを基本に、直接販売に乗り出しています。
「PB商品はブランディングを行うことが可能で、これは販売力強化に向けて大きなメリットです。すでに使ってもらっている管内の消費者などにも喜ばれています」と山根係長は話します。

開発したPB商品は「丹後産コシヒカリ」( 5㎏、通常価格240 0 円)、「丹波産キヌヒカリ」(5㎏、同2300円)の2種類。JA京都の各支店で販売しています。また、2018年10月~2019年9月の1年間、毎月20日~末日に家に届くお得な年間コースもあり、10㎏、5㎏のコースから選択できます。

「JA京都では、事業所者から個人まで『京都のお米』の販売量を拡大し、京都米の知名度を上げていきたい」と営農部営農施設課の長砂俊彦係長は話します。


本店営農部
〒621-0806
亀岡市余部町天神又2
TEL.0771-22-6985

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